2011年もまた、金需要が世界的に際立つ1年となった。需要は0.4%増の4,067.1トン(2,055億米ドル相当)。金相場の上昇にもかかわらず宝飾品・テクノロジー需要が底堅く推移したが、需要を牽引したのは主として投資だった。記録的な鉱山生産は、リサイクル活動の減少と中央銀行による大量購入によって相殺される形となった。